輸入Android事始め。(1)前置き

Motorola Atrix 4G と Motorola Flipout

なんだかんだAndroid端末を何回か輸入してしまったので、
そっから得られた知見などをちらほらと。

なぜandroidを輸入するのか

なんでわざわざandroidを輸入してまで使うのよ、と。日本でも売ってるじゃんと。

■種類が豊富

なによりも、日本のキャリアを通していない携帯端末も使うことができるので、種類が豊富。
写真のMotorola Flipoutもそのひとつで、四角い正方形の日本では見ない形、かわいいくせに
フルキーボード搭載となかなか面白い。

こんなかわいいandroidなら持って見たい!という人も結構見受けました。
まだ見ぬ端末が世界にはあふれとるのです。

■日本語化が容易

Android端末は、旧来の海外の端末と違って、汎用のOSを搭載しているため日本語化がかなり容易。
日本語入力ソフトもアプリで提供されていて、日本語フォントも最初からある。(ただし若干中国語化されてるが・・・フォントは入れ替えることも可能。)アプリケーションもandroidmarketは共通なので、ほとんど日本で発売されているandroid端末とそん色ない使い勝手が実現できる。

■契約に縛られない

2年契約・割賦支払い等には一切縛られないので、機種変更時の負担や制限もない。
ただし、その分もちろんキャリア端末を購入するよりは割高に。¥

 

購入する前に知っておきたいこと

■電波法問題

日本で海外の通信端末を使うには、電波法の問題をクリアせねばなりません。ここに記入する内容は、
あくまで素人の見解であるので、実際の利用時には専門家へのご相談をお勧めいたします。

結論だけ申し上げると、無線LAN機能を搭載した携帯電話は、無線LAN機能をONにしなければ問題なく使用できる、かもよとのこと。

第4条 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。ただし、次の各号に掲げる無線局については、この限りでない。

とあり、

3.空中線電力が1ワット以下である無線局のうち総務省令で定めるものであつて、次条の規定により指定された呼出符号又は呼出名称を自動的に送信し、又は受信する機能その他総務省令で定める機能を有することにより他の無線局にその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用することができるもので、かつ、適合表示無線設備のみを使用するもの

電波法 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO131.html

日本で使われる携帯電話はすべて、「適合表示無線設備」であること、つまり技術適合証明を受けたものしか使用することができません。海外の端末は、日本の技術適合証明なんて受けているはずもないため、本来法的にまったく利用できる代物ではありません。

〒みたいなのが技術適合証明。(nttdocomo F-01B)

ただ・・・このままじゃ旅行に来た外人さんも海外の携帯使ってたら電波法違反になってしまいますよね。

そこでうまれたのが、法令、「無線局免許手続規則第三十一条第二項第五号の規定に基づく外国の無線局の無線設備が電波法第三章に定める技術基準に相当する技術基準に適合する事実」(長

電波法施行規則第十五条の三第二号(3)又は(4)に規定する無線設備の規格に係る特定無線局について包括免許を受けた者が電波法第百三条の五第一項の規定に基づき本邦内において運用しようとする外国の無線局の無線設備(当該無線設備が無線機器及び通信端末機器並びにこれらの適合性の相互承認に関する千九百九十九年三月九日付けの欧州議会・閣僚理事会指令一九九九・五・EC(以下「R&TTE指令」という。)に基づき、欧州共同体の広報により公表された規格であるEN 301 908―2及びEN 50360に定める基準を満たす無線設備に限る。)が無線設備規則第四十九条の六の四又は第四十九条の六の五に規定する陸上移動局の無線設備であって、拡散符号速度が毎秒三・八四メガチップのものに係る技術基準に相当する場合は、R&TTE指令付属書7に定める次の表示が付されているものであることとする。

http://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/a72aa48651.html

日本のじゃなくても、CE(欧州連合の認証機関)のマークが付与されていれば国内で携帯電話としてつかってOK!という内容です。CEのマークであれば、ほとんどの携帯電話には付与されてますので世界のほとんどの携帯電話が対象になります。が、文内にある「外国の無線局」の解釈が厄介で、「海外キャリアのSIMが入った端末を指す」か「海外からもちこんだ端末全般を指す」とどちらと解釈するかによって、黒か白か分かれてしまう内容となっています。

CE認証マーク。

そして、この例外を示す法令は、あくまで衛星電話、CDMA2000、W-CDMA,WiMAXの端末のみで、無線LANには適用できません。

結果としては冒頭に書いてあるように、

「無線LANをOFFにして使えば問題ないという解釈もあるが、完全に違法であるという解釈もある。」

という程度であり、海外の端末をそのまま使うことはグレーであることをご承知ください。

 

参考とか。

海外版ケータイは日本で利用できるのか?
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/mobile_catchup/20100128_345410.html

US版iPadのWifiは日本で使えるのかどうか、総務省に電凸
http://togetter.com/li/12945

海外携帯電話端末の国内持ち込みと関連告示
http://rey.blog.so-net.ne.jp/2007-01-02-2

Android Dev Phone 1 の日本での利用
https://groups.google.com/group/android-group-japan/browse_thread/thread/f675f0cd9d7c2413?pli=1&hl=ja

■キャリア非公式であること

これはいうまでもありませんが、キャリアの公認を受けた利用ではない、ということです。

本来携帯電話を国内で販売する際には、今ある携帯電話のネットワークに影響を与えないこと、ほとんど考えられうる状況ほとんどで正常に携帯電話が利用できるように、テストに重なるテストを重ねています。ただ、輸入端末となればキャリアのテストをパスしていない端末となりますので、約款等に触れる可能性はもちろん、通信が利用できなくなる可能性、予期しない料金が請求される可能性について認識しておく必要があります。

 

キャリア公認の使い方もできる。

b-mobileという日本通信が運営する会社やdocomoがSIMのみの提供を始めたことで、simだけを購入して、自由な端末にさすことが公式にできるようになってきました。公式な利用、安心して使いたい場合はこの方法を考慮することをお勧めします。

b-mobile
http://www.bmobile.ne.jp/index.html

docomo
「SIMロック解除の開始について-あわせて「ドコモminiUIMカード」の提供を開始-」
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/03/11_00.html#p03

blogを書くことの言い訳だけで終わっちゃったので次は購入~もの選び、電源投入まで。

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